永田洋子氏のホロスコープを読んでみる
私はある種「異常」な事件には以前より興味を持っていて、
なぜ起こってしまったのか。
どんな人物像だったのか。
などを有名事件はネットで人物像などについて調べてみたりするのですが、今日はテレビで久しぶりに特集がやっていたので、連合赤軍の永田洋子のホロスコープを見てみたいと思います。
「あさま山荘事件」とそれに至る「山岳ベース事件」は私の生まれるちょっと前の話ですが、昭和の大事件ですよね。
自分が小さい時に実況中継を見ていた気がしていたのですが、改めてきちんと調べてみると生まれる前でした。なぜそんな勘違いをしていたのかしら?
射手座の月と天王星の180度
牡羊座の金星に天秤座海王星180度、蟹座土星90度の活動宮のTスクエア
基本、活動宮のサインが多くて、火、風のサインに偏っている印象を受けます。
さっぱりした男性的な性格の方ですね。かなり判断も早そうですし、弁も立ちそう。自分からグイグイというタイプではなさそうですが、周りがそうさせてしまうようなカリスマ的なリーダーシップがありそうです。考えるよりもまず直感で行動し、理論づけていくという感じで、少々頭でっかちな感じを受けます。
ただ、情感を感じ取るというのは苦手そうな感じを受けます。
山羊座の火星に乙女座の木星が120度というのを見ると、「使えない」と見ると独善的に「切る」などの判断を行いがちになってしまうリスクも見受けられます。
美人と言われていた同胞である遠山美枝子などを「嫉妬」によってやり玉にあげ、「総括」を迫ったと言われたことに永田が否定しているということに興味を持っていたのですが、このホロスコープを見た感じ、これについて彼女は嘘をついていないのではないかと思います。
金星の牡羊座に水瓶の水星、天秤の海王星がアスペクトをとっていることを見ると、どちらかというと性愛的なもの、女性的なものに苦手意識があったのではないかとも取れ、それを裏付けるような言動も行なっていたりします。だから、嫉妬というよりは、自分が「理解できないもの」に対して、自分の嫌悪を理論によって正当化した上での行動だったのではないかイメージを持ちました。
ホロスコープにその人の人生が書かれているわけでなく、どういう生き方をしていくべきかという羅針盤のようなものだと私の恩師は言われているのですが、これだけパワーのある人だから違うことに使えればよかったのにねと思ったりします。
個人的に思ったのですが、ここまでパワーはありませんが、私に似たタイプである気がします。共感性に乏しくて、偏屈なのに、変に活動力があった故に、若くしてこうした大事件を起こしてしまって・・・。
自分は行動力がないからよかった(笑)、と思ったりもします。