本当の自分を見つけて、自分らしくあるために

フォーチューン・カウンセラーMeenaによる人生、仕事の徒然ブログ

風星座の「防衛」について

カウンセリングやセッションなどで下手にクライアントとして場数を踏んでしまうと、自分のなかで答えのパターンができてしまって、内省を促す深い質問をされてもスラスラと答えてしまっているなあと思うことがあります。

だから、なかなかカウンセリングやセッションが「効かない」。

先入観なしにいちから考えようと思っても、言葉が口をついて出てしまうし、なんとなくまとまった答えを述べてしまっている気がします。だから、これまで考えたことのあるテーマについて、新しい気づきがなかなか得られないというのが密かな悩みだったりします。

 

この前鏡リュウジさんがVogueのポッドキャストで述べられていたのですが、「風星座のコミュニケーションは反応が早く、耳障りがいいのだけど、それは一種の防衛のようなものではないか」と。

 

まさに、これなんです。

月星座が水瓶座である自分については自覚はあり、子供の頃から、「何を考えているのかわからない」と大人からも子供からも言われ続けてきましたが、自分としては表現しているつもりでも、感情を素直に表すのが下手。嬉しいとき、甘えたい時もあまり極端に顔には出ません。(特に私の場合、月が12ハウスにあることも大きいのですが)

 

また、同じく風星座である双子、天秤の人から受ける印象は、軽妙なトークで面白い話題を振ってきたり(双子座)、場の潤滑油になるような当たり障りのないコミュニケーションでうまく場を取り持っていたり(天秤座)、相手の意見を理性的に分析して返答したり(水瓶座)、と「人当たりがいいけれど、この人は実は自分の本音を言っていないし、いったい何を考えているのだろう?」と思っていたりします。

 

「ありのままの自分を曝け出してしまうと嫌われてしまうかもしれない」

「自分の意見を述べたら、揉めてしまうかもしれない」

 

そういう風星座的には無用な争いを避けているからこそ、ドロドロのコミュニケーションにはならないのですが、それは人と深く交わる、理解し合うということを避けているのかもしれません。

 

そういう意味では、風星座って、実は寂しい存在なのかもしれませんね。