あなたのその言葉伝わってますか?
なぜ彼らは分かり合えないのか?というここ数週間の疑問。
今日、その疑問の答えが出ました。
サラリーマンとしての仕事で、以前私のいたマーケティング部門のチームメンバーだった方が最近さんざん愚痴ってました。
「今の上司が理解してくれない」
「マーケの考え方がピンとこないよう」
今は営業部と一緒になったので、その方たちの上司はマーケ畑ではない人たちです。ただ、その上司メンバーは私も昔から知っていて、そこまで理解できない人ではない。なんでそうなっているんだろうと思っていました。
今日、たまたまその上司から久しぶりに
「ブログに誤植あるよ」ってチャットで連絡をもらいました(汗。
誤植を見つけてくれたのは本当にありがたかったのですが、そこからかつての私と同じ部門の方々への疑問を感じるコメントがチラホラと。
かいつまんで言うと、どうも「彼らの提案する施策が地に足がついていなくて腹落ちしない。ということらしい。
「彼らはうまく伝えられていないのかな」と彼らを庇いながら、やりとりを続けていましたがふと彼からの質問で「○○って?」と私が書いた言葉を問う質問が飛んできました。
これは、かなりビジネスでは私は一般用語だと思っていた言葉でしたが、彼は私とは異なる畑出身だったので知らなかったんですよね。
チャットを終えて、ふと気づきましたがもしかして、元のチームメンバーの意図が上司に伝わっていなかったのはこれかもしれないと気づきました。
内容が理解できないのではなく、言葉の選択の問題では?
ということです。
業界用語、職種用語って、たくさんありますよね。
マーケティングは特に用語が特殊だったりするので、異なる部門の方からはなんか難しいいことを言っているように見えたりするかもしれません。
たとえば、PVなどと略語で言っても、要は「見られた数」です。
そんなに難しいことを話していなくても、用語でなんか通じなくなったりすることがあるということです。
だから、自分たちの中では至極当然な一般常識だと考えていても、他の人から聞くとチンプンカンプンで、場合によっては知識で威嚇しているように捉えられたりすることがあります。
つまり、
自分が伝えたと思った言葉は案外伝わっていない
んです。
相手が理解してくれていない、と嘆いたり、諦めたりする前に、
相手が理解できる「ことば」や思考回路で伝えていますか?
人と人との通常のコミュニケーションだけでなく、これはマーケティングやPR施策などすべてのコミュニケーションに該当しますよね。
私もこれについてはいろいろと反省点があって、今ここに至るのですが、改めて「相手に伝わらないとコミュニケーションは意味をなさない」ことを再認識した出来事でした。
改めて、自分のコミュニケーションを見直さなくては・・・。